L03 アイドルで始めよう

Python を動かすにはアプリが必要で、インストールと同時に導入された IDLE を使って見る

  • IDLE という存在を始めて知った!?

  • これまでずっと JupyteNotebookを使ってきた

  • 今更なので IDLE を使うことはせずノートを取るだけにする

  • IDLE は手軽に Python を実行するためのアプリ

  • 起動すればすぐに使え、動作確認や初学者の学習に向いている

  • anaconda をインストールして Python 環境を作ったので、このような事態となったのかもしれない

【スタート】ボタンをクリックすると、スタートメニューが表示される(Windows)

  • 下部に【アイドル】アイコンが表示されるので、これをクリックする(Windows 11)

  • Windows10 なので解説通りにはいかない

  • どこにもアイコンは見当たらない

  • 起動するとシェルウィンドウが表示される

  • シェルウィンドウなら別に IDLE を起動しなくても、PowerShell で良いのでは???

命令を実行する

書式: print()

print(値)
print(値1, 値2)
print(1 + 1)
2

いろいろな演算子でいろいろな計算ができる

加算以外にも減算、乗算、除算などができる

記号

計算

記号

計算

記号

計算

加算

減算

//

除算(小数点以下切り捨て)

*

乗算

/

除算

%

剰余

print(100-1)
99

L04 文字も表示させる

文字列を表示する

文字列は両側を ’ (シングルクォーテーション)か ” (ダブルクォーテーション)で囲んで記述する

  • 両側は同じ記号にしないとエラーが出る

print("Hello")
Hello

文字列と数値を組み合わせて表示する

print文の () の中を , で区切ると、複数の値を並べて表示できる

  • pirnt(“答えは”, 10 + 20) と入力

print(“10 +20 =”, 10 + 20) とした方が分かりやすいのでは?

print("答えは", 10 + 20)
print("10 + 20 =", 10 + 20)
答えは 30
10 + 20 = 30

文字を出力する場合に使う記号は入れ子にすることで、内側の記号が表示される

  • print(‘私は “おはよう” と言った’) とすることができる

print('私は"おはよう"と言った')
私は"おはよう"と言った

L05 ファイルでプログラミング

ファイルに書き込んでプログラミングを行う

あいさつプログラム

  1. 新規ファイルを作ってプログラムを書く

  2. ファイルを保存する

  3. 実行する

プログラムを作る

  • Jpyter Notebook 上であいさつプログラムを作成

  • Python でプログラムとして動かす場合は、保存で .py を選ぶ

print("こんにちは、フタバさん")
print("今日は良い天気ですね")
こんにちは、フタバさん
今日は良い天気ですね

おみくじプログラム

おみくじプログラムを入力する

  • 作成したプログラムを omikuji.py として保存する

  • はじめてやったことで結果を知らずに実行してみたら、ここのプログラム全部が出力されていた

  • 実行すると全部の結果が一度に表示された

  • さてこのプログラムだけを抽出るには?

import random
kuji = ["大吉", "中吉", "吉", "小吉", "末吉"]
print("貴方の只今の運勢は", random.choice(kuji),"です。")
貴方の只今の運勢は 末吉 です。

BMI 値計算プログラム

  • BMI 値計算プログラムを入力する

BMI とは

Body Mass Index の単語の頭文字

  • 慎重と体重で太りすぎ、痩せすぎを数値で示す

BMI

状態

18.5未満

痩せすぎ

18.5以上-24.9以下

標準体重

25.0以上-29.9以下

前肥満

30.0以上-34.9以下

肥満(1度)

35.0以上-29.9以下

肥満(2度)

40以上

肥満(3度)

h = float(input("身長は何cmですか?")) / 100.0
w = float(input("体重は何kgですか?"))

bmi = w / (h * h)
print("あなたの BMI 値は", bmi, "です。")
身長は何cmですか?173
体重は何kgですか?76.5
あなたの BMI 値は 25.56049316716228 です。
  • BMI の計算だけではツマラナイので、判定も出来るようにちょっとだけ、これまでの知識を使ってみます

def check(bmi):
    if bmi >= 40:
        r = "肥満(3度)"
    elif bmi >= 35:
        r = "肥満(2度)"
    elif bmi >= 30:
        r = "肥満(1度)"
    elif bmi >= 25:
        r = "前肥満"
    elif bmi >= 18.5:
        r = "標準体重"
    else:
        r = "痩せすぎ"
    return r

h = float(input("身長は何cmですか?")) / 100.0
w = float(input("体重は何kgですか?"))

bmi = w / (h * h)

result = check(bmi)

print("あなたの BMI 値は", bmi, "です。")
print("BMI による状態は【", result, "】となります。")
身長は何cmですか?173.2
体重は何kgですか?76.5
あなたの BMI 値は 25.501496087770484 です。
BMI による状態は 前肥満 となります。

L06 カメで絵を描いてみる

Python にはタートルグラフィックスという、プログラミング教育向けに作られた機能が入っている

カメで直線を書く

  • タートルグラフィックスを使って絵を描いてみる

  • カメをまっすぐ進めて直線を表示する

Juptyer Notebook でプログラムを動かそうとしてもダメだった

ネットから別のタートルグラフィックスのプログラムを引用したが同様

PowerShell 上で .py ファイルを実行したら、別のプログラムに感動してしまった

  • anaconda 付属の Spyder を使うと良いらしいので試してみる

  • Spyder は IDLE と同等?の Anaconda 付属の IDE のようである

  • 画面構成は IDLE と同じ模様

  • Jupyter Notebook で動かないプログラムは Spyder で動かすことにする

    • Jupyeter Notebook と違うのは、アシスト機能と行表示があるので便利

  • ノートが取れないので、やはりメインは Jupyter Notebook とする

  • Spyder で作成したプログラムと結果を表示

fig_01

正方形を描く

まっすぐ進んで、左に 90 度曲がるという行動を 4 回繰り返すことで正方形を描く

  • Spyder で作成して動作確認済み

    • 一回目の実行処理では動かす、再度実行させると動く

    • なんだか ▲ マークが出ているので、エラーなのか変更が好ましいのか不明

    • 日本語化したが流石にコメントまでは日本語ではなかった(–;)

  • Spyder で作成したプログラムと結果を表示

fig_02

カラフルな星を描く

まっすぐ進んで左に 144 度曲がるという行動を 5 回繰り返して★を描く

  • それぞれの線分の色を 5 色に変化させる

  • Spyder で作成したプログラムと結果を表示

fig_03

カラフルな花を描く

星形のプログラムを花を描くプログラムに改造する

  • 半径 100 の園を描いて左に 72 度曲がるという行動に変える

  • Spyder で作成したプログラムと結果を表示

fig_04

もっと複雑な絵を見てみる

タートルのデモ画面が IDLE に付属しているので試してみる

  • 当然ながら Spyder には付属していない

  • 代わりにネットから拾ってきたプログラムを試してみる

fig_05

–省略–